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島の散歩 島のできごと 猫のレポート 島のデータ
 

 ・猫について ・猫の種類 ・猫のしぐさと生態 ・猫の交配とお産
 ・猫の食事 ・去勢と避妊 ・猫の歴史 ・猫盗り




■猫盗り
可愛い猫たちを、何故捕えてしまうのか!?。猫を捕獲していってしまう悪い人たちは?






■行政によるもの
保健所は、飼えなくなった猫を引き取ってくれるところである。
しかし、保健所に持ち込まれた猫は、捕獲業者に渡されるか、処分される。つまり100%殺されることになる。
しかし、保険所は、基本的に野良猫を取りに行くことはない。
取りに行くのは行政で、役所である。多くなった猫たちを、市民の要請などで猫を取りに行き、処分される。
この島、猫みかけないなぁって思ったら、「役所が処分した」という話をよく聞いたりする。

だからと言って行政だけが悪いんじゃない、通報するのは一般の人であって、猫がむごいことになることがわからない人たちだ。
そうゆう社会が悪いのかとも思ってしまうけど、難しい問題だなぁと思う。とても。


■捕獲業者
猫を捕まえて三味線の皮革業者や実験動物取り扱い業者に流している。   
動物愛護の世論により保健所に持ち込まれた犬猫の払い下げが廃止になりつつあるため、こういった業者が多くなっている。
夜中に捕獲箱を仕掛け、明け方に回収するという方法でとっている。野良猫は傷があり商品価値が低いため、飼い猫を狙っていることも多く。
首輪をしていても盗んでいくようなこともあるらしい。
瀬戸の島でも猫取りはよくきていた。しかし怪我をした猫も多いせいか、行政がやることが多くなったのか、最近は見かけないらしい。
島の人が「昔はよく猫取りが来たんだけど、最近は来なくなったから増えてしょうがない」って嘆いていた。

− でも、それは違うよおばちゃん!!! −







■猫と三味線
もともと三味線の歴史は、中国の三絃であるといわれ、それが琉球に伝わりサンシンとなり、本土に伝わり三味線となった。
サンシンは蛇の皮がつかわれていたが、本土に伝わった時には、安くて丈夫な猫の皮が三味線にもちいられたという。
なんてこった!

現在、三味線にされるのは、猫と犬の皮。
犬の皮はおもに安い三味線、練習用の三味線にされ、猫の皮は高級三味線となる。
猫のお腹の皮だけ使い、1匹で一丁、猫の皮は皮が薄いので、鈴を転がしたようなきれいな音がする。

そして猫を捕まえて三味線にしてしまうのが皮革業者。
野良猫を捕まえるプロ集団だ。猫が多いところを探し、昼間に置き石をしたりして印を残す。
そして夜に猫を狩る車がやってきて、マタタビとかを使って一網打尽にしてしまうのだとか。
皮に傷がついた猫の皮は、商品価値がなく、三味線にならない、だから、野良猫ではなく、きれいな飼い猫を捕まえる違法な例もあるという。
つかまってしまった、猫の扱いは乱暴。どうせ死ぬのだからと、捕まったあとの扱いはひどい。

このようなことがないためにも、合成皮革による開発がされてはいるが、零細企業のため開発はすすまないでいる。


どんな理由があるにせよ、
猫たちを、
酷い目にあわすことはやめて欲しい。




■里親詐欺
近年このような高級な猫の皮をねらって、里親詐欺なるものがいる。
近年、猫が買えなくなった人や、野良猫を拾った人が、ブログやインターネット掲示板などで、里親を募集している。
それにつけこみ、里親詐欺は、可愛がるからといって猫を引き取るのだ。
もちろん、里親詐欺にあった猫は、三味線の皮にになる。引き取られるときに、なんだか様子がおかしかったなぁ(里親詐欺の人が)って思ってもあとの始末。
里親詐欺には連絡もつかない。
その猫にすまないことをしてしまったなぁとおもっても、もう取り返しのつかないことになってしまうのである。
身も知らない人に里親に出すときは(大半はいい人だと思うけど)、じっくり探って猫をお渡ししよう。

ブログなどで里親を募集している捨て猫たちは、善良な人に保護されて、やっと幸せをつかもうとした猫たちだ。
それが里親詐欺によって、最悪の恐怖におとしいれ、猫の小さな命を奪っていく。
絶対にゆるせない。




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