山口県 防府市 野島(のしま)
防府市の南東14.8kmの沖合いにある。
すぐ北には徳山の大津島があり、
位置的には徳山の真南である。
かつては島全体がツツジで覆われ、
「茜島」とも呼ばれていた。
歴史は鎌倉時代・江戸時代入植の2説ある。
島は沿岸漁業を中心とした産業。
夏場の海水浴客や、休日の釣客で賑わう。
この島も過疎化の問題に面している島ではあるが、
全国でも珍しく、平成13年度から、
本土の小学生が、島に通うという、
「シーサイドスクール制度」が発足している。
現在の島の小中学生は11人。
島の住人が3名。本土から8名が通っている。
子供の声が聞こえて、少しだけ賑やかな島である。
人口199人。猫密度:中。

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